リーグ戦わずか4ゴールと苦しむマンチェスター・ユナイテッドのFWラダメル・ファルカオ。モナコからレンタル移籍中である29歳の去就はいまだはっきりしていない。今季終了後に4300万ポンド(約77億円)での買い取りオプションをユナイテッドが行使するのかが注目の的となっているが、モナコは条件面で歩み寄る姿勢を見せている。
英紙『デイリー・エクスプレス』によると、ユナイテッドとモナコはファルカオの去就をめぐり話し合いの場を持ったとのこと。モナコ側は高給であるFWの復帰を避けたい思いが強く売却を第一に考えており、ユナイテッド側はチームにフィットしていない選手に4300万ポンドを支払うのは高過ぎると感じている。議場ではレンタル期間延長の可能性についても意見が交わされたようだ。また、スペインメディアは、移籍金の設定額を2000万ポンド(36億円)付近まで引き下げる意思がモナコにはあると報じている。
記事によれば、ユナイテッドはすでにファルカオに対し、もし来季もオールドトラッフォードでプレーしたいのなら減給とサブ扱いを受け入れる必要があることを伝えているそうだ。リバプールやチェルシー、レアル・マドリー、ユベントスなど獲得に興味を示すクラブは多く、コロンビア代表のエースが下す決断に注目が集まる。