今季キャプテンの座を継いだばかりのドイツ代表DFが、チームを離れることになるのだろうか。ドルトムントのDFマッツ・フンメルスが「いずれはブンデスリーガを出たい」とドイツ『キッカー』誌に語ったようだ。
昨年夏以降、マンチェスター・ユナイテッドからの関心が幾度となく報じられてきたフンメルスだが、冬に移籍が噂された際には残留を明言していた。しかし、今夏以降の去就についての問いに対して「基本的に国外挑戦はプロとして、また僕個人にとってもいいことだろうと思っている。いずれはブンデスを出たいんだ」とコメント。時期こそ言及していないものの、国外リーグにチャレンジする考えがあることを明かしている。
ただ、「クラブの首脳陣とは話し合いを重ねているし、僕がチームにとって重要だということもわかっているよ。だけど、将来についての決断はまだしていない」とも話しており、彼の言う「いずれ」が今シーズン終了後に訪れる可能性を否定していない。
また、マンチェスターUは変わらず今季終了後にフンメルス獲得を希望していると見られており、英紙『ミラー』によれば3500万ポンド(約63億円)を支払う準備が整っているという。一方で、先日報じられていたドルトムントの要求額はおよそ3300万ユーロ(約58億円)。移籍が実現するか否かは、フンメルスの決断次第かもしれない。