リバプールで昨季リーグ戦33試合に出場し31ゴール、公式戦通算で133試合82ゴールの記録を残してバルセロナへ移籍したエースがアンフィールドに凱旋だ。リバプールは、今月29日に開催されるチャリティマッチにFWルイス・スアレスが参加することを公式ホームページで発表した。
リバプールFC財団が企画した今回の慈善試合は、今季限りでチームを去ることが決まっているジェラードと、17年間レッズ一筋を貫き2シーズン前に現役を退いたキャラガーが主将を務める2チームに分かれて対戦する。それぞれのチームは主将自らが選んだ選手で構成されることになっており、スアレスはいずれかの呼びかけに応じた格好だ。
チャリティマッチは代表戦ウィーク中のリーグ戦中断期間を利用して開催されるため、代表招集を受ける選手は参加できない。しかし、ウルグアイ代表FWはブラジルW杯での“噛み付き”によりFIFAから課された代表戦9試合出場停止処分が明けておらず、アンフィールドでの「凱旋マッチ」参戦が可能となった。
クラブが発表したその他のメンバーも豪華でトーレス、カイト、シャビ・アロンソ、レイナら元リバプールの選手に加え、チェルシーからドログバとテリーが、さらには元アーセナルのアンリも参戦する。正式メンバーと監督は後日発表されるが、どんな2チームが対戦するのか、今から楽しみだ。