チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールが、クラブと新たに5年半の契約を結んだとクラブ公式サイトが発表している。
今回の契約に関してアザールは、「チェルシーと新たな契約が結べてとてもうれしい」とコメント。続けて「2012年にここに来てから、いつも心地良く、クラブはサポートしてくれている。監督が僕の成長を手助けしてくれていて、ファンは素晴らしいし、チームメイトとはよく理解し合っているよ」と、チェルシーでのプレーへの満足感を口にしている。
さらに、「自分のスタイルでサポーターに喜びを与えられるよういつも務めているし、彼らが認めてくれているのを知るのは素晴らしいことだ。ウェンブリーでのキャピタルワンカップ(決勝)が控えているし、多くのトロフィーを勝ち獲ってサポーターの支持に応えられることを願っている。そしてシーズン終盤まで努力していくよ」と、残るシーズンに向けて意欲を示している。
プレミアで実績を残している24歳のMFに対しては、レアル・マドリーやパリ・サンジェルマンら強豪クラブからの関心が報じられていたが、アザール自身は「僕が夢見たクラブはチェルシーだけ」として移籍の可能性を否定していた。
また、今季から背番号10を背負う中心選手との契約延長にこぎ着けたことについて、指揮官ジョゼ・モウリーニョも歓迎のコメントを口に。「エデンが新しい契約にサインしたことにとても満足している。コーチ陣も彼が世界最高の選手になれると信じているし、そうなれるよう手助けをしていく。彼はすでにトッププレーヤーで素晴しい進化をしている。まだ若いし、頂点を獲れる」と、今後のさらなる成長に期待を寄せている。