レアル・マドリーのFWギャレス・ベイルが、スペインのラジオ局『カデナ・セール』のインタビューに応え、チーム残留を強調。また、クリスティアーノ・ロナウドとの関係性についても語っている。スペイン『アス』などが報じている。
インタビュー内で、マンチェスター・ユナイテッドが来季に向けて獲得に乗り出しているとの報道があることについて聞かれたベイルは「僕にとっては(移籍は)ないね。最近インタビューで『レアル・マドリーで幸せ?』と質問されたけど、僕はここで本当に幸せだと答えたんだ。僕らはトロフィーを獲得しているし、レアル・マドリーに残って続けたいと思っている」とチーム残留を強調した。
子供の頃からレアル・マドリーが好きだったことも明かし、「最高の選手がいたし、最高のサッカーをしていた。彼らがプレーするといつもエキサイティングなゲームになるんだ」と振り返り、特にジダンとロナウドがお気に入りだったとも話している。
ピッチ内外のことに関する様々な質問の中には、不仲説が報じられたロナウドとの関係性を問うものも。
フリーキックの場面でのロナウドとの役割分担について聞かれると、「僕らは戦術的に誰が蹴るのかを話し合っている。普通は左ならロナウドだし、右なら僕だ」とコメント。「もしロナウドの時間が止まったら、すべて自分で蹴る?」との質問には、「そうだといいね! より多くのゴールを奪えるチャンスがあるし、僕にとってはいいことだ」と笑顔で答えたという。
また、チャンスの場面でパスを出さなかったことについては、「覚えているのは、自分がゴールに向かっていて、得点を挙げたかったということ。決めていれば、誰も騒がなかっただろうね……。でも、彼が見えなかったし、パスをするのは難しかったんだ。それもサッカーの一部だよ」と回想。この件についてロナウドとは話をしていないようで、「サッカーではあり得ることだからね。ピッチ上で終わりさ。誰も終わってからは話さないよ」と明かしている。
レアル・マドリーへの残留を明らかにしたベイルは「僕はベルナベウを愛していて、ホームでプレーするのが大好きなんだ」ともコメントしている。チームメイトとの関係性も良好だとアピールしており、来季以降もスペインを離れる可能性は低そうだ。