チェルシーが、シャフタールのブラジル代表MFドウグラス・コスタ獲得に向けて動き出しているようだ。イギリス『デイリー・メール』など複数メディアが報じている。
チェルシーは現在、フィオレンティーナのMFファン・クアドラードに関心を示していると目されているが、フィオレンティーナのビンチェンツォ・モンテッラ監督がつい先日、コロンビア代表FWの移籍について否定したばかり。加えて、2680万ポンド(約47億円)と言われる契約解除金もハードルになり、引き抜きは容易でないと見られる。
そこでチェルシーは代替候補として、D.コスタに目を向け始めているという。彼がリストアップされたのは、現在はチェルシーでプレーするMFウィリアンとシャフタール時代にチームメイトだったことも理由の一つではないかと見る向きもある。彼らはD.コスタのために1600万ポンド(約28億円)を払う準備があるとも伝えられている。
報道を受けD.コスタ本人は、「チェルシーのためにプレーするなんて夢のようだね。これはまたとないチャンスだ。話を聞こうと思う」と積極的な姿勢を見せているとのこと。
ブラジルの名門グレミオでキャリアをスタートさせたD.コスタは2010年1月にシャフタールへと移籍。この時の移籍金は600万ユーロ(約8億円)。シャフタールでは公式戦185試合35得点をマークしている。