アーセナルのアルセーヌ・ベンゲル監督が、1月中に1、2人程度の補強を行うつもりであることを明かした。アメリカ『ESPN』が伝えている。
11日のストーク戦で肩を負傷したDFマテュー・ドゥビュッシーと11月に左足首をケガした主将のMFミケル・アルテタがそれぞれ手術を受け、約3カ月の離脱を余儀なくされる見込みと報じられており、何かとケガ人の多いアーセナルは頭を悩ませている。特に守備的な役割を担う駒が不足していることが指摘されており、現在はカラム・チェンバーズ(19歳)やエクトル・ベジェリン(19歳)などの若手に頼らざるを得ない状況になっている。
これについてベンゲル監督は「我われにはチェンバーズやベジェリンがいて、彼らはよくやってくれているし、私も彼らにチャンスを与えたいと思っている。しかし、他のクラブと同様に移籍市場に参加している」とコメント。続けて、「我われは1人か2人のプレーヤーを獲得するために朝から晩まで働いているよ」とも語っている。
複数メディアの情報では、ポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョ(スポルティング)やニュージーランド代表DFウィンストン・リード(ウェストハム)、「ネクスト・ビエラ」と称される17歳のポーランド人MFクリスティアン・ビエリク(レギア・ワルシャワ)などの名前が挙がっているが、いったい誰がアーセナルのユニフォームに袖を通すことになるのか、引き続き注目が集まる。