ブラジルの英雄が再びピッチに戻って来るかもしれないと話題になっている。
元ブラジル代表FWロナウドは先日、北米サッカーリーグ(NASL、メジャーリーグサッカーの2部相当)のフォート・ローダーデール・ストライカーズの共同オーナーとなった。これについてのインタビュー内で現役復帰を示唆したという。『スポーツ365』など複数メディアが伝えている。
2011年に引退した後、マーケティング会社のオーナーやワールドカップブラジル大会の運営委員を務めてきたロナウド。今回、サッカークラブの共同オーナーに就任したことを受けて記者から「プレーするのか」と問われると、その第一声は「簡単なことではないよ」だったという。続けて、現役時代は多くのケガや痛みに苦しみ、肉体的な限界を感じたことで引退を決断したことを振り返った。
しかし、サッカーを愛しているとも語るロナウドは、「僕はプレーするのが大好きなんだ」と続けると、さらに「試合に出るためには、体を作らなくてはならない。それは課題だ。だが、リーグやチームの助けになると確信している。監督が必要とするなら、たくさんトレーニングするよ」と答え復帰の意志を示したという。
また、米国『スポーツ・イラストレイテッド』誌のインタビューでは、「いくつかの試合でプレーしようと思っているよ」と笑顔で答えたと報じられている。加えて、「もしクラブがプレーオフに進むことができて、僕の状態も良ければいいんじゃないかな? オプションとして、僕の名前をリーグに登録するよ」と話したとも伝えられている。
バロンドールを2度受賞した英雄の復帰はあるのか、今後も目が離せない。