19日に行われたCL予選プレーオフ第1レグで、トルコのベシクタシュと対戦したアーセナルは0-0の引き分けに終わった。
同ラウンドで過去12戦全勝を誇っているアーセナルだが、敵地イスタンブールに乗り込んでの一戦では80分にラムジーが2枚目のイエローで退場となって10人での戦いを強いられ、最後までゴールを奪うことができず。試合後、ベンゲル監督はマジッチ主審への不満を露にしている。英国の複数メディアが報じた。
ベンゲル監督は「ラムジーがもらったカードは、1枚目も2枚目も妥当な判定ではない。今日の試合であった数々のファウルを考えれば、彼の退場処分は理解できない」と、ウェールズ代表MFに対するジャッジは重過ぎるとの見方を示した。ラムジーが受けた警告は2枚とも、相手選手のユニフォームを引っ張ったことによるものだった。一方、ベシクタシュのFWデンバ・バは、後半開始早々にアルテタへ仕掛けたスライディングで相手を負傷退場に追い込んだものの、カードはもらっていない。
「後半の審判のパフォーマンスは非常に悪かった。ラムジーへの2枚目はどうして出されたのか理解できない。あの判定が大きな影響を及ぼした」と、ベンゲルは数的不利でチームが多大なダメージを受けたことを嘆いた。
また、同指揮官は「ピッチから去る際、ボトルか何かが私に向かって投げ込まれた。このことはUEFAに届け出たよ」と、観客席からの危険行為があったことも明かしている。