元フランス代表DFフランク・ルブーフの考えでは、パリSGの真のキャプテンはキャプテンマークを巻いているチアゴ・シウバではなくイブラヒモビッチだという。彼の発言をフランス『Le10Sport』が報じた。
ルブーフは「PSGの真のキャプテンはイブラヒモビッチだ。彼なら、もしワールドカップの時のブラジル代表のような状況に置かれたとしても、落ち着き払っているだろう。PSGの攻撃陣がバラバラにプレーし始めると、イブラは仲間に指示を送るんだ」とスウェーデン代表FWの冷静さとリーダーシップを称賛。
一方のチアゴ・シウバについては「彼はもうキャプテンを務めるべきじゃない。プレー態度が良くないんだ。全力を出していないことがあり、時にはパニックに陥ってしまう。コミュニケーション能力にも問題があるよ」と、主将として望ましくない点を挙げている。
W杯に出場していたチアゴ・シウバはまだチームに合流しておらず、プレシーズンマッチではイブラヒモビッチがキャプテンマークを巻いている。ブラン監督は「イブラヒモビッチは素晴らしいチームリーダーだ。彼はどんな場所でも自分の役目を果たす。生まれながらのリーダーだよ」と称賛している。
イブラヒモビッチとチアゴ・シウバは2012年夏、ミランからPSGへ加入し、リーグ2連覇やリーグカップ優勝に貢献してきた。イブラヒモビッチは副キャプテンを務めている。