2014-15シーズンの夏と冬の移籍期間における活動禁止処分を科されていたバルセロナだが、FIFAは23日、クラブからの異議申し立てを認め、処分を保留すると発表した。
これによりバルセロナは、3月に来シーズンの加入を発表していたMFハリロビッチや、交渉中と報じられるGKテア・シュテーゲンの今夏の獲得も可能となる。この発表を受けてバルセロナ寄りの『ムンド・デポルティーボ』紙は、ビクトル・バルデスの後釜と見られるボルシアMGのGKとの正式契約が間もなく交わされることになるだろう、と報じている。
今月2日、FIFAが定める移籍条項第19条にある18歳以下の国際移籍を禁止する規定に違反したとして処分を言い渡されていたバルセロナ。処分を科された翌日、クラブのバルトメウ会長は「我われはFIFAに対して異議を申し立て、夏と冬の移籍市場で補強を行えるように暫定措置を求める」と話していたが、ひとまず夏に関してはその目的を達することができるようだ。