『スカイ・イタリア』によると、ギリシャのサッカー協会が前ミラン監督アレグリにブラジルW杯終了後の就任オファーを出したようだ。現在ギリシャ代表は2010年に就任したポルトガル人のフェルナンド・サントスが率いているが、同指揮官はW杯を最後に退任する意向を示している。
1月のミラン退団後、プランデッリ監督の去就が騒がれるイタリア代表や、カリアリのチェッリーノ会長が所有するイングランド・チャンピオンシップ(2部)に所属するリーズの新監督に就任するという噂も報じられているアレグリ。『スカイ・イタリア』は、彼が近日中にアテネでギリシャ協会と契約について話し合うと見ている。
08-09シーズンから率いた中小クラブのカリアリをセリエAで9位に導き、10年6月にミラン監督に抜擢されたアレグリは、ミランでは就任1年目にクラブにとって7年ぶりのスクデットを獲得。以降の2シーズンも2位、3位と、ピルロやイブラヒモビッチ、チアゴ・シウバら主力がチームを去ったにもかかわらず一定の結果を残したが、今年1月、成績不振により解任されていた。