成績不振でディ・フランチェスコ監督が解任されたサッスオーロの後任候補として報じられたフィリッポ・インザーギ。ミランのプリマベーラ(U-19)を指揮する元イタリア代表FWは監督就任を考慮したものの、ミランの引き留めにより断念したようだ。
アルベルト・マレザーニ、チーロ・フェラーラとともに後任候補として噂されたインザーギは、ミランとの契約が2016年6月まで残っているためガッリアーニ副会長と会談。『トゥットスポルト』紙によれば、ガッリアーニは「インザーギと話したが、彼はここでとてもうまくやっているので手放す気はない。彼はミランのレジェンドであり、2016年まで契約を残している」と語り、インザーギのサッスオーロ監督就任を否定したという。
2012年の現役引退直後からミランで下部組織を指揮しているインザーギ。プリマベーラを指揮する今季はユース年代のチャンピオンズリーグと言われるUEFAユースリーグで決勝ラウンド進出を決めるなど、高い評価を受けている。