昨年11月、古巣サンプドリアからの監督就任オファーを受けたシニシャ・ミハイロビッチにセルビア代表監督の座から降りられてしまったセルビア。『クリル』紙によれば、後任探しが進まない同国サッカー協会はミハイロビッチの呼び戻しに動いたが振られたようだ。
協会のカラジッチ会長は同紙のインタビューで、「ミハイロビッチと復帰の可能性について話した」と、前監督との接触を認めていた。これを受けてサンプドリアとセルビア代表の兼任説も浮上したが、ミハイロビッチとの契約を1年延長する準備を進めるサンプドリアのガッローネ会長は兼任を許可する意思はないという。ミハイロビッチのサンプドリアとの契約は今季限りで、残留すれば自動的に延長されることになっている。
3月5日にアイルランドとの親善試合を予定しているセルビア。監督不在の状態がすでに2カ月続いているが、後任はいつ見つかるのだろうか。