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今から知っておいて損なし!リーグ1のU-19注目株

2019.01.28


Pietro PELLEGRI
ピエトロ・ペッレグリ

2001.3.17(17歳)188cm / 80kg
FW23|モナコ
U-19イタリア代表

イブラの片鱗のぞく“ムバッペ越え”の神童

1年前のメルカートで、モナコはこのイタリアの新星に2500万ユーロ(推定)を投じた。10歳から育成を受けたジェノアで、史上最年少タイ記録となる15歳280日でセリエAデビュー。モナコでもキリアン・ムバッペの最年少デビュー記録を更新した。初出場したボルドー戦では相手CBの足下からボールを奪い取って、そのまま強烈なシュートを叩き込む鮮烈なプレーでモナコ初ゴールをマーク。ただ、昨季終盤からたび重なるケガに苛まれており、 9月を最後に戦列から離れている。ジェノアの会長は彼を“ニュー・メッシ”と呼んだというが、17歳で188cmと体格に恵まれたペッレグリが目標としているのはズラタン・イブラヒモビッチだ。後方から来たパスを難しい姿勢でゴールに流し込むといった豪快なプレーには、すでに“ビッグ・イブラ”の片鱗がのぞく。

Boubacar KAMARA
ブバカル・カマラ

1999.11.23(19歳)184cm / 68kg
DF4|マルセイユ
U-20フランス代表

ホントに10代? リーグでも際立つプレービジョンの持ち主

出生地の名門マルセイユで6歳から学び、16-17シーズンに17歳でプロデビュー。トップチームの守備陣が人員不足に陥るたびに、まだリザーブチーム所属だったカマラの抜擢を望む声が上がっていたことからもわかるように、ユース時代から期待を一身に集め、文字通り待ち望まれての昇格となった。スピードやテクニックに秀でた選手は他にもいるが、それらに加えて特筆すべきはビジョンの良さ。試合の流れを的確に読んでポジショニングする意識の高さは、スピードやパワーに恵まれるあまり、それらに頼って直感的に動く選手が多いリーグ1では際立っている。CBに加えて守備的MFでもプレーできる汎用性も兼備。ルディ・ガルシア監督の期待も大きく、今季は開幕戦から先発フル出場。第22節時点で16試合に出場しうち12試合で先発と、着々と実戦経験を積んでいる。

Stanley N’SOKI
スタンリー・エンソキ

1999.4.9(19歳)178cm / 65kg
DF34|パリ・サンジェルマン
U-20フランス代表

“コンプリートDF”のポテンシャル

昨季プロデビュー。出場は1試合のみ25分間という短いものだったが、今シーズンは新監督のトーマス・トゥヘルの下でプレシーズンから実戦経験を重ね、開幕前哨戦となったモナコとのフランススーパーカップでは先発フル出場していきなり2アシストと活躍。以降もマルセイユとのフランスダービーに先発し0-2勝利に貢献するなど、強豪の中にあってチャンスを得ている。ピッチ上では19歳、しかもデビューしたてという経歴を感じさせない落ち着きがある一方で、驚異的なスピードでの突破や、しなやかな身体使いでマッチアップした相手をかわすフレッシュなプレーを繰り出す。レフティで主戦場は左SBだがCBでもプレー可能。局面での判断力やポジショニングが向上していけば、コンプリートなDFとして大成するポテンシャルを十分に秘めている。

Photos: Getty Images

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Profile

小川 由紀子

ブリティッシュロックに浸りたくて92年に渡英。96年より取材活動を始める。その年のEUROでイングランドが敗退したウェンブリーでの瞬間はいまだに胸が痛い思い出。その後パリに引っ越し、F1、自転車、バスケなどにも幅を広げつつ、フェロー諸島やブルネイ、マルタといった小国を中心に43カ国でサッカーを見て歩く。地味な話題に興味をそそられがちで、超遅咲きのジャズピアニストを志しているが、万年ビギナー。

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